JR東日本盛岡支社のキハ40

JR東日本盛岡支社におけるキハ40は国鉄盛岡鉄道管理局時代の1979年に八戸に導入されたグループが最初です。1980年には八戸へ増備車が導入され、増備はこのときで終了しています。
盛岡局〜JR東日本盛岡支店においても管内のみの転属に留まっていましたが、1988年に改造された大湊線ワンマンカーでは、初めて秋田支店(現秋田支社)からの転属となりました。その後、盛岡・八戸での車種統一と一ノ関でのキハ100導入により1991年度に八戸に集結したほか東北地域本社(現仙台支社)・新潟支社・長野支社からも転属があり、このときに初期型の3両も登場しています。

今回の更新(2017.1.*)で追加した写真:526・561・567

516(ココ→ハヘ) ※2006/12/20廃車
516〜518の3両はいずれも1991年に小牛田より転入してきました。八戸ではこのグループのみの初期型で、窓配置・台車・スカート形状が異なります。内装も異なりましたがバケットシート改造時に変更しており、この点では他車との差異は見られません。
汚物処理装置の取り付けはこの3両では見送られており、現在では他のキハ40と連結して使用されます。
1429D
1998.4.12 斗米
9723D(団臨)「旅のプレゼント号」
2001.6.9 有戸〜吹越
517(ココ→ハヘ)
3720D「いでゆ」
1990.11.2 東仙台〜岩切
435D
2004.5.2 鮫
518(ココ→ハヘ)
537D
1991.4.3 斗米
435D
2004.5.1 白銀〜鮫
521(ハヘ→イチ→アキ)
仕様変更が行われた1979年製の第1号車です。新製配置は八戸でしたが、1984年に一ノ関へ転属しました。1990年にキハ100投入に伴う転配で南秋田へ転属しています。その後、リニューアル工事と機関更新・冷房化が行われており、主に五能線で使用されています。
732D
1989.12.29 和賀仙人
627D
1992.1.12 大曲
  1681D
2010.9.10 秋田 
522(ハヘ→イチ→アキ)
この車両も新製配置は八戸で、1986年に一ノ関へ、1991年に南秋田へ転属しています。この車両もリニューアル工事と機関更新・冷房化が行われましたが、2004年に朱色5号1色塗りの「首都圏色」に復元されました。
732D
1988.4.3 北上
***D
1992.6.28 秋田
2524D
2004.8.1 深浦
3721D「深浦」
2005.8.12 青森
523(ハヘ→イチ→アキ)
この車両も八戸→一ノ関→南秋田と移動しており、他の2両と同様にリニューアル工事と機関更新・冷房化が行われています。
2832D
2008.3.1 弘前
524(ハヘ→モカ→ハヘ)
1988年のダイヤ改正時に盛岡へ転属しました。盛岡では盛岡〜赤渕・沼宮内の区間運転に使用されましたが、1991年に再び八戸へ転属しています。
847D
1991.3.29 小岩井
42*D
2004.8.7 八戸〜長苗代
525(ハヘ→モカ→ハヘ)
転属の経緯は524と一緒の車両です。
533D
1989.4.8 盛岡
526(ハヘ→ニツ→コリ)
八戸在籍時、盛岡色へ塗装変更においては盛岡客車区(現盛岡車両センター)に臨時入場しましたが次回の定期入場までJRマークなしでの姿となりました。
1995年に新津に転属し、在籍中に冷房改造・機関更新を受けています。2015年に郡山へ転属し、只見線の非冷房車を置き換えました。
1988.3.1 八戸運転所
1654D
1989.4.6 斗米
3121D「べにばな1号」
2002.11.4 萩生
425D
2016.5.7 会津坂下〜塔寺
534(ヒロ→ハヘ→ニツ)
1989年の五能線(東能代〜能代)のワンマン化により転出した543・544の代替として秋田より転入した車両です。1990年までに盛岡客車区に臨時入場して盛岡色への変更が行われました。
526と同時に1995年に新津へ転属し、やはり冷房改造・機関更新が行われました。
653D
1990.3.27 八戸
830D
2009.4.29 小岩川〜あつみ温泉
538(カタ→ハヘ)
1988年3月改正での大湊線ワンマン化に伴い山形から転属してきました。この車両を含むワンマン改造車5両は1993年にキハ100が導入されたことでワンマン用としての役目を終え、ワンマン設備の撤去や仕切扉の再設置を行うなどの改造を施し一般車に復帰しましたが、塗装はそのままとなっています。
37**D「うそり」
1992.10.10 小柳
1429D
1998.4.12 斗米
539(カタ→ハヘ)
この車両も大湊線ワンマン化に伴い山形から転属してきました。
1442D
1999.8.14 諏訪ノ平〜剣吉
543(ハヘ→アキ)
五能線ワンマン化に伴い秋田へ転属したため、盛岡色に変更されることはありませんでした。のちに男鹿線で使用されるようになり、リニューアル工事・機関更新・冷房化も行われています。
18**D
1992.6.28 新屋
1143D
2010.8.9 秋田
544(ハヘ→アキ)
この車両も五能線ワンマン化で転出しており、やはり盛岡色とはなりませんでした。男鹿線への転用やリニューアル工事・機関更新・冷房化が施工されたのは543と同様です。
537D
1988.8.6 斗米
545(ハヘ)
この車両も526と同様に盛岡客車区で塗装変更を行われましたが、その際にJRマークがやや上寄りとなりました。後の定期入場で他車と統一されました。
537D
1989.4.7 斗米
回1429D
2001.4.22 小鳥谷
551(アキ→ハヘ)
五能線のワンマン化用として転属した543・544の代替として秋田から転属した車両です。転属直後は首都圏色のままでしたが、当時は盛岡色への変更が完了しつつあったため暫定色とはなりませんでした。後に定期入場で塗装変更されましたが、2003年に再び首都圏色へ変更となりました。
1989.1.6 八戸運転所
537D
1991.3.31 斗米
1429D
2003.9.27 一戸〜二戸
552(アキ→ハヘ→ニツ)
大湊線ワンマン化に伴う改造車で唯一の南秋田からの転入車でした。
373*D「うそり」
1993.11.21 大湊
554(名ミオ→ナノ→ハヘ)
554〜558は美濃太田→長野と移動した車両です。長野ではキハ52とともに飯山線で使用されていましたが、車種統一のため1992年に八戸へ転属しました。
なお、この554は長野在籍当時、信越郵政局の広告塗装が施されていました。
同車の信越郵政局広告塗装当時の写真を募集中です
437D
2007.10.5 久慈
555(名ミオ→ナノ→ハヘ)
1429D
2004.4.18 目時
556(名ミオ→ナノ→ハヘ)
4**D
2001.1.7 八戸
557(名ミオ→ナノ→ハヘ)
1524D
2002.10.5 小湊〜西平内
558(名ミオ→ナノ→ハヘ)
1525D
2002.10.6 八戸〜陸奥市川
430D
2005.3.26 侍浜〜陸中夏井
回1429D
2007.12.4 小鳥谷
560(コリ→ココ→ハヘ→ニツ)
8**D
2005.1.16 村上
561(コリ→ココ→ハヘ)
1429D
2011.7.25 小鳥谷
563(コリ→ハヘ)
425D
1993.11.3 本八戸
1429D
2002.11.30 一戸
564(ハヘ)
9430D「風っこシーガル」
2008.9.7 階上
565(ハヘ)
回95**D
2008.9.7 八戸
566(ハヘ)
1654D
1988.8.6 斗米
4**D
2001.1.7 八戸
567(ハヘ)
2016年に国鉄色へ変更されました。
37**D「しもきた」
2000.8.14 赤川〜下北
1429D
2016.12.4 斗米
568(ココ→コリ→ハヘ)
3433D「うみねこ」
1993.11.23 浅虫温泉〜野内
424D
2004.8.7 八戸〜長苗代
430D
2008.9.7 八戸
588(ハヘ)
94**D(団臨)
2004.9.12 八戸
589(ハヘ)
432D
2004.9.12 八戸
590(ハヘ)
首都圏色復元車の1両です。
4**D
1992.8.3 階上
1429D
2003.9.27 一戸〜二戸
435D
2007.12.4 陸中八木
591(ハヘ)
大湊線用ワンマン改造車のうちこの591と592の2両は元々八戸に在籍していた車両でした。
1429D
1997.8.14 北高岩
43*D
1998.7.12 侍浜〜陸中夏井
592(ハヘ)
3724D「うそり」
1989.9.8 青森
3724D「うそり」
1993.11.23 浅虫温泉〜野内
593(ナノ→ハヘ)
新製配置は長野でしたが、長野での形式統一に伴い554〜558と一緒に転属しました。長野では飯山線色に塗られましたが転属にあたって首都圏色に塗り直された経緯があります。
1437D
1992.5.2 斗米
439D
2007.12.4 八戸